高橋紘士さん講演会の開催報告と今後の講演のご案内

 2019年07月25日

7月28日(日)は、日本通信大学教授の高橋紘士さんをお招きして「最後まで暮らし続けられる住まいとケアとは」というテーマで講演会を開催しました。

高橋さんのお話は社会や住まい、介護の在り方など非常に多岐にわたりました。介護や医療に携わる専門性の高い方も多く、これからの住まい方、暮らし方、ケアの在り方を考える良い機会となりました。

特に1970年代の社会構造や経済成長モデルの在り方を前提にしてつくられている現在の社会システムは、
超高齢化社会、格差社会が急速に進む社会で急速に崩壊していること。
連綿と続いていたコミュニティ文化や、住まい・福祉・地域の互助などの安全保障のシステムから
人々が置き去りにされている日本社会の状況について、様々なデータを交えご紹介されていたのが印象的でした。

また、そのような中で新しい社会システムを作り、地域のコミュニティをつなげている様々な取り組みについてもご紹介いただきました。
新しい形の福祉・保育・食・介護・障碍者雇用などを複合的に行う地域の交流拠点や、
地域の中で患者が自分らしく住まう場所やケアを提供する医療従事者やプロ・ボランティアのお話など、
地域の中で人と人をつなげられる場所や専門性の高い人材の重要性についてお話いただきました。

講演会の後の質問では、移住してふるさとのない自分はどう暮らしていったらいいのか、不安に思うというお声を数人からいただきました。
専門性の高い方からは新しい福祉の在り方や、看取りを行える場づくりを実現したいという強い思いや期待をいただきました。

高橋さんのご講演の中でも、これからの住まいや安心して暮らせる場所は、時代や状況に合わせて私たち一人ひとりが作っていかなければならない。
そのためには地域コミュニティを大切にした人のつながりや、交流の拠点となる場所、ハブとなる人が重要になるというお言葉をいただきました。

那須まちづくり広場は小さな交流拠点として、
日々の運営を通し、その役割を一端を担っていきたいと考えております。

暑い中多くの方にご参加いただきありがとうございました。


次回の『シリーズ・住み慣れた町で最期まで住み続けるために』は9月27日(金)18:30〜20:00。

リハビリデザイン研究所の山田穣さんをお招きして、「介護現場の虐待を考える~最高の介護をするより、最低の介護をするな~」を開催します。

夜開催ですので、普段の講演に来られない方もぜひご参加ください。


また「高齢者住宅と多世代住宅をつくる会」は8月3日(土)10:30~12:00です。
今年の5月から始まった、那須まちづくり広場における低価格で質の良い高齢者住宅と、多世代型のシェアハウスを建設するプロジェクトです。

高橋さんの講演の中でも、これから社会の構造が大きく変わっていく中で大切なことは、
自分たちのこれからの暮らし、最後まで暮らし続けるコミュニティーを自分たちでつくっていくことだというお話がありました。

ご一緒にこれからの住まいづくりに取り組んでみませんか?

*

8月3日は、宇都宮大学国際学部准教授の清水奈名子さんの講演会
「原発事故後の社会に生きる~県境を越えた汚染と向き合うために~」
も開催です。ぜひ合わせてご参加ください。

原発事故から7年が経ち、今もなお問題は多岐にわたり、複雑にからみあっています。
これまでと今を話し合い、未来を作っていく機会となれば嬉しいです。

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高齢者住宅と多世代型住宅をつくる会
■開催日時:8月3日(土)10時半~12時、9月7日(土)14時~15時半
■参加無料
■担当 佐々木敏子

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清水奈名子さん連続講演会
第一回『原発事故後の社会に生きる~県境を越えた汚染と向き合うために~』
第二回『原発事故被害の話にくさとジェンダー~差別と人権につて考える~』
■開催日時:第一回  8月 3日(土曜)13:30~15:30
    第二回  9月28日(土曜)13:30~15:30
■場所:一般教室(2-1) 
■参加費: 700円(高校生以下無料)
講師:清水奈名子(宇都宮大学国際学部)

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『シリーズ・住み慣れた町で最期まで住み続けるために』
「介護現場の虐待を考える~最高の介護をするより、最低の介護をするな~」
■開催日時:9月27日(金)18:30~20:00
■場所:2-1教室
■講師 山田穣(リハビリデザイン研究所)

◎申込 ☎0287-74-3434 ✉info@nasuhiroba.com

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